感染症について
感染症について
保育園は、毎日長時間にわたり集団生活するため、接触機会も多く、感染症が発生すると流行しやすい環境となります。
感染症にかかったお子さん
感染症は、お子さんの症状が消失した状態となった後でもウイルスが排出されている可能性があるため、周りのお子さんが感染してしまう場合があります。各感染症について、登園停止期間を設けておりますので、お休みいただけますとお子さんが十分療養できるだけでなく、他のお子さんへの感染症の拡大を防ぐことができます。お子さんと他の園児の健康を守るため、ご理解とご協力をお願いします。下記の感染症が疑われる場合は必ず受診し、医師の診断を受けて下さい。
新型コロナウイルス
新型コロナウイルス感染症に罹患、または感染した疑いがある場合の対応については、名古屋市より発出される通知、保健センターの指示に従って対応します。感染拡大防止のため、ご家庭で、毎日の体温計測と熱や呼吸器症状の確認などお子さんの体調確認にご協力ください。
新型コロナウイルスにおける登園基準について
状態 | 対応 |
園児または同居のご家族に熱や風邪症状(咳・鼻水・下痢・嘔吐等)がある場合 | 登園を控えてください。軽快して1日経過するまで登園を控えて下さい。また、解熱後24時間は、ご家庭で様子を見てください。 |
園児が感染者となった場合 | 発症した次の日から10日間はお休みしてください。10日以降は症状が治まり次第登園可能です。保健センターの指示に従ってください。 |
園児が濃厚接触者と特定された場合 | 感染者と最後に接触した日から7日間はお休みしてください。(保健所以外の利用施設が濃厚接触者と特定した場合も含む) |
園児や同居のご家族がPCR検査を受ける場合 | 検査で陰性が確定されるまでは登園を控えてください。 |
同居のご家族が濃厚接触者と特定された場合 | 登園は控えていただくよう、ご協力をお願 いします。 |
おもな感染症と登園基準について
病名 | おもな症状 | 登園基準 |
インフルエンザ | 発熱、頭痛,関節痛、倦怠感、咳、鼻水、のどの痛み | 発症したのち5日を経過し、かつ解熱後3日を経過するまで *下表を参考 |
百日咳 | 発作性咳の長期反復、持続 | 特有の咳が消失するまで、又は5日間の適正な抗菌薬による治癒が終了するまで |
はしか(麻疹) | 発熱、倦怠感、咳、鼻水、のどの痛み、結膜炎 | 発疹に伴う発熱が解熱したのち3日経過するまで |
おたふく風邪(流行性耳下腺炎) | 発熱、耳下腺、舌下腺、顎下腺の腫脹及び圧痛 | 腫れがでたのち5日を経過し、かつ全身状態が良好となるまで |
三日はしか(風疹) | 発疹、軽熱、リンパ腺腫大 | 発疹が消失するまで |
水ぼうそう | 全身にかゆみを伴う発疹 | 全ての発疹が痂皮(かさぶた)になるまで |
プール熱(咽頭結膜熱) | 発熱、のどの痛み、結膜炎 | 発熱、咽頭痛、結膜炎などの主要症状がなくなった後、2日を経過してから |
ヘルパンギーナ(夏風邪) | 発熱、のどの奥に水疱 | 解熱後、1日以上経過し、かつ普通に食事がとれるまで |
手足口病 | 手のひらや足の裏、口などに赤い水疱 | 解熱後、1日以上経過し、かつ普通に食事がとれるまで |
流行性結膜炎 | 瞼の腫れ、目の充血 | 結膜炎の症状が消失し、医師が登園を許可するまで |
ノロウイルス・ロタウイルス | 嘔吐、下痢、腹痛 | 下痢や嘔吐の症状が治まり、普通に食事がとれるまで |
水いぼ | 1~5mmほどのいぼ | 掻き壊しているところを覆えば登園できます |
RSウイルス感染症 | 発熱、咳、鼻水、呼吸器の症状 | 全身状態が良くなるまで |
インフルエンザの登園基準について
発症後 | 0日目 | 1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 | 7日目 |
解熱後 | ー | ー | ー | ー | 1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 |
症状 | 発熱 | 発熱 | 発熱 | 解熱 | 平熱 | 平熱 | 平熱 | 平熱 |
保育園 | 休み | 休み | 休み | 休み | 休み | 休み | 休み | 登園可 |
感染症対策
親愛保育園では、感染症対策として「保育所における感染症対策ガイドライン」に沿って、施設内および職員の衛生管理に努めています。